安全性担保に自社での分析が重要/TAメディカル
(一社)NMN機能性食品開発協会幹事「自社でロットごとの成分分析を」
TAメディカル(沖縄県那覇市、☏098-987-0559)は、機能性表示食品対応のNMN原料〝WBNO®NMN〟の原料供給およびOEMの提案を強化している。
同社は、同原料を用いた製品「バイタリ」を(一社)NMN機能性食品開発協会の指導に基づき機能性表示食品の申請を行い届出が受理された。ヘルスクレームは「高齢者の歩く力や握る力を維持することが報告されています」となっており、同社の原料を用いた機能性表示食品の届出サポートなども行っている。
同社では、(一社)NMN機能性食品開発協会の安全性方針として、NMN原料の製造ロット毎に日本国内で不純物含めた全成分分析を実施し、安全な成分であることを確認している。このため遺伝子組み換えのリスクもなく、MSDS(化学物質等安全データシート)や成分純度表などの各種データも提供可能となっている。
(一社)NMN機能性食品開発協会の橋本圭司幹事は、「紅麹で起きた問題も考慮し、機能性表示食品の原料においては、自社でロットごとに成分分析結果を確認する必要があると考えています。ここまでして初めて安全性の担保と言えるのではないでしょうか。特にサプリメントに関しては、効能効果も重要ですが、食品として安全性を最優先することで、消費者の健康リスクを守る環境を作ることが大切であると考えています。」と安全性への取り組みの重要性を説いている。
また、同社ではNMNに関して、国際アンチドーピング機構である英国・LGC社のインフォームド認証の原材料認証を取得。国際的第三者機関で認められたことで、同原料の安全性をさらに担保している。製品においてもインフォームドスポーツ認証を取得みだ。 今後、さらなるヘルスクレームでの機能性表示食品の届出も視野に研究を進めている。
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