L-カルニチンで初の機能性表示(脂肪燃焼)/ロンザ
ロンザ(相模原市中央区、TEL:042-700-6700)は、今年8月に機能性表示届出受理初となったL‐カルニチン素材「カルニピュア」を供給するカルニチン関連のパイオニア企業である。
今回の日本初となるL‐カルニチンを関与成分とした届出は、日本人を被験者として750㎎の単回摂取と30分間の軽い運動を併用した際の運動後の脂肪燃焼効果がプラセボ群と比較し4時間継続するという臨床試験データをもとに【運動後の脂肪燃焼効率を高める】という表現にまとめた。
従来、運動の際の脂肪燃焼の効果を示すデータでは強度が高い有酸素運動などで脂肪燃焼効果を示す内容が一般的だが、今回の臨床試験で実施された運動強度は、歩行と同等な心肺機能への軽い負担で、継続摂取とは異なり、運動直前タイミングで体内のL‐カルニチンの飽和度をコントロールすることが脂肪燃焼の効率を上げるきっかけとなる点を訴求している。
ハードなトレーニングをする人向けとして脂肪燃焼効果が期待できる一方、軽いエクササイズで生活習慣病予防など日々の健康管理を目的とするアクティブシニア層に対しても最小の運動で最大効果の体感が期待される。
「膝の違和感を軽減」の表示で受理実績を持つ「UC‐Ⅱ」も運動領域で広がりを見せる。従来の中高年向けに加え今年新たに運動習慣のある人にフォーカスした表示も受理されたことから、より幅広い年齢層・分野で活用できるようになった。
同社の液体充填カプセル「リキャップス」との相性も良く、同技術を用いて製品の粒数を減少させることも可能だ。
また、サステナブルなグローバル展開を掲げるロンザでは、製造時Co2排出量を他のL‐カルニチン素材と比較して約20%軽減。環境に配慮したソリューションをデータで明らかにしている。
「カルニピュア」「UC-Ⅱ」ともにPRISMA2020取得見込。
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