ラフマ、機能性表示「月経前の気分改善」で実績増/常磐植物
一般食品剤形での採用実績も多数
常磐植物化学研究所(東京都中央区:常磐植物化学研究所)は、ラフマ葉抽出物「ベネトロン(登録商標)」の提案に注力している。
今年2月には「月経周期が正常な健常成人女性の月経前の一時的な晴れない気分の改善に役立つ」といった「睡眠」に続く新たなヘルスクレームで機能性表示食品の届出が受理された。同社独自のヘルスクレームとして「月経前の一時的なすっきりしない気分の軽減」でも受理済み。フェムケアに特化した機能性表示食品対応素材として引き合いは好調に増えている。
ヒト臨床試験では月経に伴う不定愁訴を感じる健常成人女性を対象にベネトロン含有錠剤(50㎎/日)またはプラセボを月経1周期の間摂取させ、MDQ(月経に伴う精神的・身体的不調に関する質問票)を用いて評価。その結果、ベネトロン摂取群では、月経前において、MDQ総得点および、負の感情や集中力、自律神経などで改善が見られた。さらには月経中においてもMDQ総得点および痛み、集中力などの改善を確認している。
加えて同試験では、月経前の起床時の睡眠に対する満足感の向上を確認。ベネトロンの摂取により、睡眠を促すメラトニンの前駆体となるセロトニンが増えることで精神的な不調や睡眠の質の改善に働くメカニズムが考えられている。単回摂取や月経1周期で体感が得られる点も強みだ。
同素材は推奨量も50㎎/日と低用量であるため汎用性に優れ、サプリメントだけでなくティーバックやゼリー、チョコレートなど一般食品剤形での採用実績がある。飲料向けに水溶性タイプもあり、幅広い食品への配合が可能となっている。
またHACCP認証・健康食品原材料GMP認証取得の自社工場にて製造。3倍量の摂取でも安全性を確認している。
確かなエビデンスに基づいた素材の提案を通して、女性の健康問題の解決に向け真摯に取り組んでいく。