ローズマリー素材などフェムケアに注力/ニップン
2024年11月26日
ニップン(東京都千代田区)は、抗ストレスの臨床データを持つ「ニップンローズマリーエキス」や、女性ホルモン様作用が期待される「アマニリグナン」など多彩な植物由来素材を供給するとともに、オリジナルフェムテックブランド「femgoo(フェムグー)」の取り組みにも力を入れている。
「ニップンローズマリーエキス」は、ストレス緩和成分のロスマリン酸、カルノシン酸、カルノソールを高濃度で抽出、粉末化したもの。
神経細胞突起伸長比率を比較した細胞試験では、各成分単体よりもロスマリン酸+カルノシン酸での伸長率が増加、相乗効果が明らかとなっており、同素材はロスマリン酸2・5%以上、カルノシン酸+カルノソール4・0%以上と、3成分を規格している。
健常者44人をニップンローズマリーエキス210mg(ロスマリン酸6mg、カルノシン酸+カルノソール8mg/日)摂取群とプラセボ群に分けて4週間摂取させ、POMS2にて抗ストレス評価を行った試験においては、2週目・4週目時における有意なストレス軽減を確認。また、他のヒト試験では、摂取量依存的なストレス軽減傾向も明らかとなっている。
同社は「ローズマリーエキス」のほか、アマニからリグナンを高濃度に抽出した「アマニリグナン」、肌のバリア機能(保湿力)で機能性表示の届出受理実績を持つ「ニップンセラミド」、鉄や葉酸を豊富に含む「有機小麦若葉」など、女性の悩みに対応する素材を豊富にラインアップ。
独自フェムテックブランド「femgoo」からは、これら植物由来素材を活かした自社商品が発売されており、同社の素材を用いることで、顧客のオリジナル商品にブランドロゴ【画像】を活用することもできる。