「フィコシアニン」「藻由来DHA」供給に注力/DIC
2024年12月23日
機能性表示の届出サポートにも対応
DIC(東京都中央区)は、機能性表示食品の届出実績がある独自素材「スピルリナ由来フィコシアニン」および「藻由来DHA」の原料供給に力を入れている。
フィコシアニンは、同社の主力素材である微細藻類・スピルリナに含まれる青色素。ヒト臨床試験では肌の水分蒸散量やシワの減少効果を確認しており、2020年にはフィコシアニンを関与成分とした機能性表示食品「フィコナ スキン モイストリフティング タブレット」【写真】が届出受理されている。
届出表示は「肌のバリア機能(保湿力)を高めて、肌のうるおいを守る機能があります」。
原料供給に関しては今秋より本格的に提案を開始しており、すでに多くの引き合いがあるという。
一方の藻由来DHA「DHA ORIGIN」については、DHA51%で規格した「510」に加え、業界最高レベルとなるDHA58%で規格した「580」を新たにラインアップした。
「580」は、人工的な濃縮工程を経ずに58%という高濃度でDHAを規格していることが大きな特徴。従来品の「510」よりも少ない配合量で摂取目安量を満たすことができるため処方設計上の負担となりにくく、コストメリットを出しやすいこともポイントだ。
ベジタリアンやヴィーガンでも摂取でき、SDGsに貢献する原料としても注目を集めている。
いずれも機能性・安全性の科学的根拠となるデータの提供やSR作成のサポートなど、機能性表示食品の届出サポートにも対応。品質・安全性についても厳格な管理を徹底しており、顧客から厚い信頼を獲得している。
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