機能性表示対応のサラシア原料に注力/タカノ

2024年12月26日

食品・お茶などの用途開発も得意

タカノ(東京営業所:東京都千代田区)は、近畿大学との共同研究で開発した「サラシアエキス末」の原料供給およびOEM供給を行っている。機能性表示食品制度では「食後血糖値の上昇をゆるやかにする」とのヘルスクレームで届出受理実績を持ち、顧客の届出サポートにも力を入れている。

錠剤・カプセルのほか、ティーバッグ、ドリンク、ゼリー、パン・麺などの主食類、総菜、調味料などさまざまな食品・飲料への配合レシピを保有しており、顧客のさまざまなニーズに応じた用途開発が可能だ。

自社の研究設備を用いて試作品での有効成分の含量測定を実施することもでき、きめ細やかなサポート体制と独自の技術力が顧客から厚い信頼を獲得してきた。

原料のラインアップは、エキス末と顆粒の2種類。最近では、原材料GMP取得の国内工場で加工したグレードの引き合いが増えており、原材料に「国内製造」と表記できることがメリットだ。

サラシア製品としては唯一、日本健康・栄養食品協会の安全性自主点検を取得するなど、第三者機関によって品質と安全性を保証していることも同社の強み。

自社製品では、サラシア由来サラシノールおよび植物性乳酸菌K‐1を関与成分に「糖」「脂肪」「整腸」を訴求する機能性表示食品「サラシアリッチプラス」【写真】を今年7月に発売。ローズティー風味のスティックゼリーでおいしく手軽に摂取でき、なおかつ優れた体感性が顧客から評価されており、美容サロンなどを中心にリピーターが増えているという。


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