米国店舗レポート③ホールフーズマーケット

2025年1月14日

米国を代表するオーガニックスーパー

米国を代表するオーガニックスーパーのホールフーズ。米国内に500以上の店舗を展開するほか、カナダやイギリスにも店舗を持つ。直近の売上高は200億ドル(3兆円)以上に達しており、親会社であるAmazonの発表によると、2017年の同社による買収以来、売上高は約4割増加したとしている。

かつては高級路線を展開し、意識の高い消費者の支持を集めてきたホールフーズだが、Amazonによる買収以降は低価格帯の商品も拡充し、中所得者層の生活圏も新規出店を増やすなど、新たなユーザーの獲得に力を入れている。

現在ではAmazonのインフラを活用した消費者への配送サービスや倉庫の自動化による配送効率改善などにも取り組んでおり、こうした改革の影響が注目されている。

今回訪問したのは、ラスベガスの中心地から南東に位置するグリーン・バレー・ランチの店舗。

オーガニックの生鮮食品や一般の加工食品・飲料を中心に、ベーカリーや総菜などのグロサリー、サプリメント、化粧品、日用雑貨なども充実していた。

サプリメントに関しては、他店でも見られるようなシリーズサプリメントを中心とした訴求点・成分別の棚割りだが、プロバイオティクスやオイルなどのサプリメントは専用の冷蔵棚を設けるなど細部までこだわっていることが特徴。スポイト型のハーブエキスやホメオパシーの製品も取り揃えている。

米国でブームとなっている機能性飲料「セルシウス」や「オリポップ」をはじめ、コンブチャ(紅茶キノコ)やエナジーショットなど機能性飲料の取り扱いも多い。

バックナンバー
第1回 レインボーグロサリー
第2回トレーダージョーズ


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