国産霊芝で国内外の引き合い好調/日産化学

2024年12月27日

純日本国内生産で高品質が強み

日産化学(東京都中央区、☎03・4463・8160)は、国内栽培された霊芝を用いた「日産霊芝」を製造販売している。

 同品は、有機肥料によって原木栽培を行った赤霊芝の子実体を乾燥させ、熱水抽出し粉末化したものを主原料としており、高品質な点を強みとしている。

 また、霊芝の栽培から最終製品化まで純日本国内生産による一貫した品質管理のもと「安心・安全」を追求した製造を行っている。

 現在、国内外で販売を行っているが、中でも海外での動きが活発となっている。主要販路であるカナダは、免疫訴求としての霊芝の人気は高いものの、物価上昇の影響によりこれまでのコア購買層の購買意欲が低下していることで、2025年に向けて販売体制を整えている。一方で、かつての主要販路であった香港は経済の落ち込みが顕著であったものの、2025年は底を上げていくことが期待される。ベトナムでは、アッパーマス層の購買意欲がやや下降気味の様子が見られるなど、不安材料が多くなっているため、来年以降も海外市場全般の回復に注力していく方針だ。

 国内では、免税店を中心とした店舗ルートでの販売を続けていくほか、ECサイトでの販売も引き続き強化していく考えだ。また今後漢方薬局ルートの販路拡大を検討している。

2023年に剤型のリニューアルを行い、従来の三角錠から飲みやすい丸錠にしたことで国内外ともに引き合いは安定的。口コミによる高いリピート率を誇り、来年以降も引き続き販売を強化していく方針だ。


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