受託製造企業による業界団体「日本健康食品工業会」発足
2025年2月12日
「安全性向上」や「産業界の健全な発展」目指す
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健康食品の受託製造企業による業界団体「一般社団法人日本健康食品工業会」が発足し、きょう午後、記者説明会を行った。
発起人企業は、アピ(岐阜市)、アリメント工業(山梨県南部町)、AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)、三生医薬(静岡県富士市)の4社。工業会の会長に野々垣孝彦氏(アピ)、副会長に若尾修司氏(アリメント工業)、幹事に淺山雄彦氏(AFC‐HDアムスライフサイエンス)、専務理事に今村朗氏(三生医薬)がそれぞれ就任した。
工業会では、健康食品の安全性向上や産業界の健全な発展、受託製造企業各社の相互協力による経営課題の解決などを活動目的に掲げ、既存の業界団体ともこれまで以上に連携を深め、相互に補完し合える関係性を構築していくという。
会長の野々垣氏は「受託開発製造企業が結集することで、業界全体の信頼性の確保に貢献して参ります」などとあいさつ。
専務理事の今村氏は既存の業界団体や行政などと密接に協働し、受託開発製造企業として健康食品業界の健全で持続的な成長を支えていく決意です」などと話した。
なお、工業会では20社以上の受託開発製造企業に順次入会に関する声をかけていくとしており、3月11日に開催する設立記念祝賀会で加盟企業や今後の具体的な取り組みなどを紹介する予定だ。
詳細は「ヘルスライフビジネス」2月15日号に掲載。