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エクソソームを内分泌させる乳酸菌で差別化/大阪ソーダ
植物性乳酸菌「OS-1010」にミトコンドリア活性機能に期待
大阪ソーダ(大阪市西区、☏06-6110-1560)は、ミトコンドリアの活性化作用をもつ植物性乳酸菌OS-1010(フルクトバチルス・フルクトサス)の開発を行っている。OS-1010は、一般になじみのある乳酸菌のなかで、ミトコンドリア活性機能をもつ唯一の原料であり、消費者からも注目が集まっている。
同社は、九州大学との共同研究において、同乳酸菌を作用させた腸管細胞の培養上清から分泌されたエクソソームを単離して筋肉細胞に添加したところ、ミトコンドリアの数・面積・活性に関する評価が有意に増加したことを確認した。
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さらに、健康機能に関する研究では30~50代の健常な男女60人を対象とし、プラセボ群30人、同乳酸菌120億個/日摂取群30人に分け、8週間摂取するヒト試験を実施。その結果、乳酸菌摂取群において、シワ面積率は約10%、総シワ平均深さは約5%改善した【グラフ】。また、肌の弾力性についても8週間摂取で有意な改善(肌の弾力性:R7)を確認した。
また、マウス試験において、体重増加や筋力低下を有意に抑制したことを確認しており、引き続きその他の機能性についても解明を進めていく方針だ。
同乳酸菌は、同社が1000株以上の乳酸菌から探索し、ブドウから単離に成功した。エクソソームを内分泌させる特徴を持つことから、エイジングケアに幅広く活用できる。1日の摂取目安量は6mg(同乳酸菌120億個)と少量で効果が得られる。味への影響もなく食品にも使いやすい。また、殺菌体であるため加工がしやすく、さまざまな剤形で利用できる。
同社は、多機能なエビデンスをもつ乳酸菌として、トータルエイジングケアをコンセプトにした商品に対して、今後も幅広く提案を進めていく。
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