第3四半期、コラーゲン売り上げ12%増/新田ゼラチン

2025年2月19日

国内は減収も海外向けが好調

新田ゼラチン(大阪市浪速区)は2月13日、2025年の第3四半期決算を発表。健康食品向けコラーゲンペプチドの売上高は前年同期間比11.8%増加の51億4500万円となった。

国内向けは、顧客のコラーゲン商品の販売減少などにより減収となったが、北米では新規拡販などにより販売量が拡大し、売上高が増加。インドやアジア市場も好調だったことで、前年同期比で2ケタの増収を記録した。

ゼラチン部門は、米国の連結子会社であるNGU(新田ゼラチンUSA)が豚皮ゼラチンの生産を終了した影響で4.2%減少の218億6800万円となったが、収益性が大幅に改善。国内ではソフトカプセル向けやグミキャンディ向けの需要が好調に推移した。

第3四半期の連結業績は、北米での収益性改善や国内での販売好調などの影響により、売上高1.4%減少の296億4600万円、経常利益が106.5%増加の35億3600万円で大幅な増益となった。


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