クマイザサ、一般食品向けに提案強化/ユニアル
2025年3月3日
抹茶に似た香味が消費者からも高い評価
ユニアル(東京都板橋区)は、「便通・便臭の改善」で機能性表示食品制度に対応する独自の青汁素材「北海道産クマイザサ粉末」の原料供給ならびに製品OEMに力を入れている。

青汁素材としては唯一「便臭」に言及でき、なおかつ優れた体感性を有することから高いリピート率を獲得。「PRISMA2020への対応準備も順調に進んでいる」(担当者)としている。
粉末、エキス、エキス末と3種類の原料をラインアップしており、粉末青汁やサプリメントのほか、一般の加工食品・飲料やペット向けサプリメントなどさまざまな剤形を選択でき、柔軟な商品設計が可能だ。
最近では、クマイザサ特有の抹茶に似た香味が消費者からも高い評価を得ていることから、一般食品向けの提案にも注力。昨年は有名パティシエとのコラボレーションでクマイザサ入りのフィナンシェを開発し、サンプルワークでも好評を博したという。
5月30日~6月15日には、北海道旭川市で開催される「第28回全国菓子大博覧会」内の「北海道産菓子原材料展示交流会」への出展を予定。
同社の原英郎副社長は「クマイザサの産地である北海道内の製菓企業とコラボレーションしたお菓子を開発し、将来的には国内外での販売を目指していきたい」と話しており、「おいしさ」と「機能性」の両軸でクマイザサのさらなる認知拡大に取り組んでいく方針だ。
また、同社では大雪山渓に自生するクマイザサから単離した乳酸菌素材「大雪乳酸菌」にも注力。
「ササにはササの乳酸菌」とのコンセプトでクマイザサ粉末およびエキスと組み合わせた処方提案や相乗効果に関するエビデンスの創出にも一層力を入れていく方針だ。
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