アガリクスをメンテック・フェムテックに提案/東栄新薬
臨床試験で男性更年期の改善を確認

東栄新薬(東京都三鷹市)は、ブラジル産露地栽培アガリクスKA21株の機能性について、これまでに34報もの海外論文を発表している。圧倒的なエビデンスを武器に原料供給・OEM供給にも注力しており、国内外で多くの販売実績を積み重ねてきた。
免疫賦活・抗腫瘍をはじめ、抗肥満、肝機能改善、育毛、創傷治癒、抗真菌感染症、アスリートのQOL改善、ペット(犬・猫)向けサプリメントとしての有効性など数多くの研究を重ねてきたが、最近では「メンテック」および「フェムテック」に関する研究成果が注目を集めているという。
メンテックに関しては、至学館大学と共同で50~70才未満の男性24人を対象に臨床試験を実施。被験者にKA21株を900㎎/日、2か月間摂取させ、試験前後で男性更年期障害に関連する指標を比較した結果、男性更年期症状の指標であるAMSスコア、EDの指標であるEHSスコア、男性の性健康の指標であるSHIM、さらに抜け毛の状態がいずれも有意に改善した。
また、富山大学と至学館大学との共同研究では、ショウジョウバエを用いた実験で加齢による卵巣の縮小および産卵数の低下を抑制する効果を確認。現在、妊活や更年期障害の改善に関する引き合いも増えている。
なお、男性更年期および卵巣機能に関する研究成果に関しては、いずれも特許を出願している。
最近では、アガリクスの特徴成分であるβ‐グルカンの分析方法について特許を取得したほか、免疫賦活作用や整腸作用、アンチエイジング作用について新たなデータの取得を目指すという。
「健食原料・OEM展2025」では、「【特許出願】ED・抜け毛・男性更年期/サプリメント原料KA21」(22日10時55分~)、「【特許出願】卵巣機能の低下抑制(妊活・更年期・育毛)/サプリメント原料KA21」(23日15時35分)の企業プレゼン2演題を実施する予定。
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