「さくら乳酸菌」最新データ公開へ/オリザ油化
「フェムケア」「免疫」「美容」などユニークな機能性

オリザ油化(愛知県一宮市)は、整腸・美容・免疫・フェムケアなどユニークな機能性を有する新素材「さくら乳酸菌」の提案に注力している。
「さくら乳酸菌」は、国内のシダレ桜から採取された独自の乳酸菌。ナノ化処理によって分散性・吸収性を高めていることも特徴となっている。
その機能性については、整腸作用、美容作用、免疫賦活作用、エクオール産生促進作用、月経不快作用を引き起こすEMT(上皮間葉転換)の抑制作用などを確認(特許出願中)。中でも、免疫賦活作用に関しては市販されている複数の乳酸菌素材と比較した結果、最も高いIL‐12産生促進作用が認められた。
同じく「日本の桜」を由来とする「桜の花エキス」との併用では、コラーゲン合成遺伝子発現促進効果の相乗作用も確認し、特許を出願中だ。これらを組み合わせることで「機能性」と「イメージの良さ」の双方を強化した処方も提案していく。
「健食原料・OEM展2025」では、「さくら乳酸菌」の外部CROでの臨床試験データを中心に、最新データを企業プレゼンで初披露する予定だ(4月22日(火)11時30分~、第2セミナールーム)。
また、同社では14素材22ヘルスクレーム(25年3月時点)に及ぶ独自の機能性表示対応素材をラインアップ。豊富な実績に基づく顧客の届出サポートや顧客オリジナルの機能性表示対応素材の製造受託開発も得意としている。
4月23日には、独自の機能性表示対応素材の紹介やPRISMA2020対応の進捗状況、原料受託製造などをテーマに企業プレゼンを実施する(14時25分~、第2セミナールーム)。
このほか、シーベリーエキス(男女の排尿)、藤茶エキス「リゾバイン」(ダイエット・肝機能)、マウンテンキャビアエキス「ベグキャビア」(血糖値)、花椒オイル「サリバモイスト」(口腔ケア)など新規素材での届出も複数進めており、対応素材やヘルスクレームのバリエーションを一層拡大していく方針だ。
↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓