パインプラセンタの生産体制を構築/プランドゥシー・メディカル

2025年4月2日

美容水やレトルトカレーなどを開発

 プランドゥシー・メディカル(大阪市都島区:【公式】プランドゥシー・メディカル株式会社・オフィシャルウェブサイト | 化粧品・コスメ・健康食品・サプリメント)は、パイナップル由来の植物プラセンタ「パイナップル乳酸桿菌培養液」を開発し、健康食品・化粧品素材としての実用化に向けて取り組んでいる。

 同素材は、パイナップルの未利用部分を中心に沖縄県に自生するサガリバナから分離した独自乳酸菌で発酵する特許製法でアップサイクルしたプラセンタ様成分。「植物プラセン」「フルーツプラセン」の商標を取得し、機能性データをもとに「動物由来プラセンタより高機能な美白用組成物」「皮膚保湿外用剤」「パイナップル残渣の処理方法」の特許を取得済みだ。

 同社の服部優親社長は2002年、植物プラセンタへのニーズに着目。原料の安定的な確保やコストの観点から検討を重ね、生産量を増やしている一方で未利用部が50%であるパイナップルにたどり着いた。大阪公立大学と(地独)大阪産業技術研究所森之宮センターとの産学官連携で共同研究を開始。ドール社の「もったいないフルーツプロジェクト」に賛同し、プロジェクト初の化粧品を開発した。

 現在は沖縄の関連メーカーや、年間約70万トンのパイナップルの生産量を誇るベトナムとも連携し、生産能力の向上を図りつつ、自社商品の販売を進める。

 「アナナス美容水」は100%パイナップル処方に加え、容器やインク、箱など製品の全てに環境配慮素材を使用。また、新処方の美容水・美容液も同時に発売を開始。食品においてはパイナップル残渣を食して育ったアグー豚とパイナップルプラセンタを使ったレトルトカレーなども開発中で、沖縄県内のアンテナショップなどで販売予定。

 グループ会社のホスミン栄養化学工業では、1955年より国産プラセンタ(豚および馬由来)の原料供給およびOEMで多くの実績を持つ。今後パイナップルプラセンタ関連はホスミンから沖縄の同グループであるアナナス・アンコニュに移行しパイナップル事業に特化する。

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