ペルー産マカで新知見/光健

2025年4月8日

ートファジーやテストステロンへの有効性を示唆

光健(東京都東大和市)は、ペルー産有機JASマカ粉末をはじめ、個性豊かな南米産スーパーフード素材を多数ラインアップしている。

主力素材のマカは、原産地・ペルーの海抜4000mを超えるアンデス高地に自社工場を持ち、マカの栽培・収穫から乾燥・粉末化に至るまで、現地の生産農家との協働で一貫した生産体制を確立。農薬や化学肥料を使わない伝統的な栽培方法にこだわり、収穫後には約3か月にわたってアンデス高地の強烈な太陽光で自然乾燥させていることが特徴だ。

こうした製法により、強力な抗酸化作用を持つフィトケミカルや旨味成分であるアミノ酸の含有量が増加することも分かっており、機械乾燥したマカとの差別化ポイントになっている。

最近では、有機JASマカを特許技術で発酵させた独自素材「発酵黒マカエキス」の提案にも注力。「発酵黒マカエキス」は、発酵によってアミノ酸の含有量が約60%増加しているほか、抗酸化作用が3倍、亜鉛の含有量が20倍に増加していことも分かっている。

インビトロの試験では、細胞の新陳代謝に関与するオートファジーの活性化作用や男性の健康を支えるホルモン・テストステロンの産生促進作用などが示唆されており、将来的には動物試験やヒト試験での検討も視野に入れているという。

マカは男性の滋養強壮向け素材として広く利用されてきたが、同社ではその機能性や作用メカニズムについても明らかにしていきたい考えだ。

最終製品では、発酵黒マカエキスとニンニクを同時発酵・熟成したものを丸剤にした「発酵黒マカーリック」【写真】をECサイトなどで販売。優れた体感性から男女問わず高いリピート率を誇っている。


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