自社酵素ドリンクの成分分析やヒト試験を実施/言歩木

2025年4月10日

テロメアの短縮抑制など抗老化データを取得

言歩木(千葉県市川市:https://www.kotohogi.co.jp/ )は、女性向け酵素ドリンク「若榴da檸檬(ザクロダレモン)」を販売し、顧客からはアンチエイジングや更年期対策、妊活などの体感性で評価され、根強い人気を得ている。

言歩木では自社製品の成分分析や機能性試験に注力し、多くのデータを蓄積してきた。

「若榴da檸檬」はザクロ、青レモンをはじめ山ぶどう、山野草など61種類の植物原材料を使用している。成分分析の結果からは女性の健康に関与する成分を豊富に含むことがわかっている。植物由来の抗酸化成分ファイトケミカルや、発酵菌生産物質を7083種類も含有。そのうち、イソフラボンとエクオールなど546種類の女性ホルモン様成分を検出した。イソフラボンのなかで最も強い抗酸化活性・女性ホルモン様作用を持つとされるゲニステインを78種類含有することが明らかになった。また、サーチュイン遺伝子の活性化に関与することで知られるNAD+も検出している。

また、ザクロの発酵菌生産物質はミトコンドリアの働きを回復させることが考えられ、同社では細胞の染色体の末端を保護し加齢とともに短くなる「テロメア」に着目しヒト臨床試験を実施。「若榴da檸檬」の摂取によるテロメアの長さの変化を測定した結果、プラセボ群と比較してテロメアの短縮が半分以上抑制されたことを確認した。さらには、頭皮の血行改善による白髪の減少や新毛の増加、排便回数の増加も確認済みだ。

同社では一昨年、新たにビフィズス菌・食物繊維・酵素発酵エキスを配合し、プロバイオティクス・プレバイオティクス・バイオジェニックスの3つの作用で腸に働く新商品のサプリメント「ビフィずっと」を発売。現在も、植物発酵エキスを用いた新製品の開発を進めており、ラインアップの拡充をしていく方針だ。

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