黒高麗人参「疲労感」で機能性表示へ/日本薬品

2025年4月18日

「健食原料・OEM展」でプレゼン実施

日本薬品(東京都中央区)は、高麗人参の本場・韓国で最高級品として重宝されている「黒高麗人参」から有効成分を抽出した独自素材「黒高麗人参エキス末」を供給している。

「健食原料・OEM展2025」では「黒高麗人参の疲労改善効果のご紹介」とのテーマで企業プレゼンテーションを実施する(4月23日(水)15:00~15:25、会場:第4セミナールーム)

    黒高麗人参

現在は「疲労感」に関するヘルスクレームで機能性表示食品の届出中。高麗人参由来の機能性関与成分で「疲労感」を訴求する製品はまだ前例がないため、同社としても早期の届出受理を目指していく考え。

「黒高麗人参」は、白人参を9回蒸して9回乾燥させる「九蒸九曝」と呼ばれる特別な手法で製造されることが特徴。その工程で高麗人参の特有成分であるサポニンが変化し、中でもジンセノサイドの一種であるG‐Rg3を多く含むことが分かっている。

さらに、比較的分子量の小さいジンセノサイドを多く含むため、体内への吸収性が高いと考えられている。

「黒高麗人参エキス末」の開発にあたっては、韓国の大手製薬会社との技術タイアップのもと、最高品質の黒高麗人参から有効成分を抽出し、濃縮・熟成の工程を経て粉末化を行っている。

抗疲労のほか、抗酸化、内面美容、不定愁訴改善、抗糖尿、血圧降下、抗アトピー、記憶力・学習能力向上、免疫賦活・抗ウイルス、抗肥満などさまざまな機能性が報告されている。血圧上昇やほてり、のぼせといった不快症状が少ないことも特徴だ。

優れた機能性とストーリー性を武器に、既存の抗疲労素材との差別化を訴求していく方針だ。


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