タートチェリーで筋肉疲労抑制など確認

2021年7月26日

スポーツ向けの提案強化/ティーエストレーディング

 

 ティーエストレーディング(東京都中央区)は、米国ショアライン フルーツ社製のタートチェリー粉末「チェリーピュア」を供給している。スーパーフルーツとしてイメージの良いタートチェリー由来、臨床試験で筋肉疲労抑制作用と筋タンパク質分解抑制作用を確認、学術誌に論文掲載されていることなどが支持され、スポーツ向けのほか抗ロコモ、フレイル対策、睡眠といった分野からの問い合わせも増えている。

 同素材は、タートチェリーに多く含まれる有効成分C3GR(シアニジン 3-グルコシルルチノシド)とC3R(シアニジン 3-ルチノシド)の2種類のアントシアニジンを規格した素材。乾燥粉末品と、水溶性果汁粉末品をラインアップしている。

 23人の健常男性を対象にした10日間の臨床試験で、筋肉疲労抑制作用(内側広筋の疲労度)、筋タンパク質分解抑制作用(血中クレアチニン濃度)を確認。『国際スポーツ栄養学会ジャーナル』で論文掲載されている。また、男女27人のランナーなどを対象にハーフマラソンでの効果を確認したところ、同素材摂取群はプラセボ群と比べて、レースタイムの向上が確認できた。こうした研究データをもとに、スポーツ向け素材としてのさらなる提案強化に努める。

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