GRAS認証取得の基原料の国内製造NMNを供給

2021年7月28日

GRAS認証取得の基原料の国内製造NMNを供給

 沖縄長生薬草本社(沖縄県南城市)では、アメリカのFDAのGRASが承認した安全なNRを基原料として独自な化学合成法で製造した高純度99%以の製品開発と原料供給・OEMを行っている。

GMP認証、ISO22000取得の自社工場にて精製・加工

 同社では、製造プロセスも明確で、純度も高く、安定していることから化学合成法のNMNを採用している。GMP認証およびISO22000を取得している自社工場にてNMNを精製・粉体加工しているため、MSDS(化学物質等安全データシート)も自社で発行でき、製造した原料のトレース管理も可能な国内製造原料として供給できる。

 特に安全性・品質(経口急性毒性試験、重金属検査、純度検査等第三者機関による検査及び自社の受入検査、出荷判定の菌検査及び水分活性の測定等)に関して厳しく管理しており、純度99.5%以上で不純物(残留物)は、NMNの前駆体であるNRやナイアシンであり、安全な物質であることも確認。同社のNMNの元原料は、抽出溶媒に食品成分の抽出に認められているエタノールや水を用いており、厚生労働省に食品等輸入届出の際に食品成分として製造法も含めて申告しているため安心・安全な原料を安定供給することができる。

 また、研究においても余念がなく、医療機関と協力し、エビデンスの強化も進めている。

 NMNは嵩密度が低いため製剤化が難しいが、同社では、自社工場で製造しているため、要望に合わせて嵩密度も調整可能であることも強みだ。

 また、NMNのほかにウコンや黒人参なども取り扱っており、薬草植物の技術で農林水産祭天皇杯も受賞している。現在、創業47年を迎え、創業100年を目指すこれからの10年間に向け、サプリメントメーカーとして、NMN成分を中心に地元・沖縄の機能性素材を掛け合わせた研究などを通じて、各機関や企業と連携してニュートラシューティカルズとしての開発を強化し中国アジアの市場開発も進めていく方針だ。

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