サラヤ、ローションタイプの手指消毒剤「アルソフト」新発売
サラヤ、ローションタイプの手指消毒剤「アルソフト」新発売
サラヤはこのほど、リキッドともジェルとも異なる、かつてない使用感を実現したローションタイプのアルコール手指消毒剤「アルソフト」を新発売した。売場にオートディスペンサーを設置し使用感を試してもらう大規模販促も展開し、家庭における手指消毒の“再”習慣化を啓発していく考えだ。
同社が手指消毒剤の開発で最も重視しているのが、WHOの手指衛生ガイドラインに示された「理想的なアルコール消毒剤」で、そのポイントは、「有効性が高いこと」「手肌への刺激性の低いこと」そして、「速乾性で使用感が良いこと」の3点である。
新製品「アルソフト」は、アルコール濃度を80%に定めることで、「有効性」と「速乾性」を担保し、、肌荒れなど「刺激性」の観点から、殺菌成分の1つである塩化ベンザルコニウムは使用していない。また「有効性」に関しては、大阪大学微生物病研究所で評価試験をおこない、新型コロナウイルスを含む各種細菌・真菌への効果を実証している。
さらに「使用感」の特長は秀逸だ。ポンプから吐出した時点ではジェルに近い粘度があり飛び散りも少ないが、手のひらでこするなど圧力をかけるとリキッド状に変化し、ヌルつかずスッと手に馴染む。繰り返し使用してもベタつきを感じない質感は「ローション」と呼ぶのにふさわしく、その処方内容で特許も出願している。
一般的なリキッドタイプは手のひらでこすると軋みを感じ、それが手荒れの一因となるが、「アルソフトは」2種類の保湿成分を配合し、肌荒れ対策にも万全を期している。
店頭はゴンドラエンド等の棚板2枚を想定し、「手指消毒に新しい体験を」と記したトップボードの下に、新製品と共に専用のオートディスペンサーを設置する。オートディスペンサーは総計で1万台を用意した。
詳細を2021年9月1日発刊の月刊H&Bリテイル9月号に掲載します。(購読のお申込みはこちらから)