NMNなどを活用した「病気にさせない」クリニックが開院

2021年11月17日

来春、東京ウェルネス&エイジングクリニック開院


 (医)ミライ会が運営する東京ウェルネス&エイジングクリニック(東京都中央区)は、11月1日にメディア向け内覧会を行った。

東京ウェルネス&エイジングクリニック

 来春、開院予定の同クリニックでは、通常の内科、整形外科、消化器内科などの外来診察のほか、健康診断、変形膝関節症に対するPRP治療などの再生医療も予定しており、細胞加工室やCT検査室、腸内洗浄室、内視鏡室、リカバリー室などが完備されている。

 また、NMN研究の第一人者である今井眞一郎教授が理事に就任。内覧会では、「当クリニックは、プロダクティブ・エイジングを目指しています。NMNなどを用いて予防医療を行っていきます。専属のラボとも連携し、NMNの効果の測定なども行う事もでき、世界で初めての新しい形のクリニックになります。なお、NMNの点滴、注射による処置は、ヒトに対しての安全性がまだ世界的にも検証されていないので行う予定はありません」と述べた。

NMN研究の第一人者でもある今井眞一郎理事

 当クリニックでは、NMNやeNAMPTを活用したエイジングケアのサービスも予定している。専門のラボ研究施設も今年中の設置に向け準備を進めており、NMNに関する臨床試験なども行う方針だ。

 同クリニックでは、「病気にさせないクリニック」を掲げており、「老化を知る」「老化を楽しむ」「老化に立ち向かう」の考えを柱に老化度の評価や老化に対するコンサルテーションなども行っていく。

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