トウゲシバなど「専ら医」リスト入りの可能性

2021年12月15日

パブコメ来年1月11日まで。厚労省「よほどの反論がない限り移行の方向」

 厚生労働省は「令和3年度第2回医薬品の成分本質に関するワーキンググループ」をこのほど開催。「専ら医薬品」への移行が議論されてきたトウゲシバ(センソウトウ)の全草については「国内外ではサプリメントの流通形態しか確認しておらず、含有成分であるアルカロイドHuperizine Aは毒薬相当の極めて高い毒性を有するため、『専ら医薬品として使用される成分本質』へ移行することが妥当」とされた。

 厚労省では来年1月11日までパブリックコメントを募集しており、厚労省の担当者によると「パブコメでよほどの反論がない限り、そのまま専ら医に移行する方向となるのでは」との見解を示した。なお、イボツヅラフジ(全木)、シンキンソウ(全草)、ノゲイトウ(全草)、ヒメツルニチニチソウ(全草)が「専ら医成分への移行が妥当」とされた。

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