クマイザサ、機能性表示の提案強化/ユニアル
健食原料・OEM展で「えんめい楽」新知見発表も
ユニアル(東京都板橋区、 http://www.unial.info/ )は、機能性表示対応の青汁素材「クマイザサ」や抗糖化素材として海外でも人気の高い紫菊花「えんめい楽」をはじめ、優れた機能性と豊かなストーリー性を両立する国産の健康素材を多数ラインアップしている。
健食原料・OEM展2022では、4月20日(水)12時20分に「海外からも注目を集める抗糖化原料 紫菊花(えんめい楽)の新たな研究」、21日13時40分に「北海道産クマ笹粉末/エキスの機能性表示食品・免疫賦活作用・用途開発について」とのテーマでプレゼンを実施する(いずれも第1セミナーステージ)。
北海道産のクマイザサ粉末は、一昨年に北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)の認可を取得したが、昨年4月には機能性表示食品の届出が受理された。届出表示は「便秘傾向の方の便の状態(便の臭い)を整え、お通じ(排便回数)を改善することでお腹の調子を整えます」、関与成分は「クマイザサ由来ホロセルロース」と設定。
青汁素材では初めて「便臭の改善」表示が可能となったため、顧客からも高い評価を得ているという。
同品は機能性の評価をRCTで行ったが、昨年11月にはSRでの届出も受理されたことから、機能性表示を活用したODM提案を一層強化していく。
同時に、他訴求の研究では「血糖値」に関わる作用機序を考察しているため、機能性表示に向けた臨床試験も実施する考えだ。
一方の新潟・山形県産紫菊花「えんめい楽」は、ヒト臨床試験で血中AGEs(最終糖化産物)濃度上昇抑制作用および抗糖化作用を介した隠れジミ数の減少、肌弾力の増加、メラニン生成の抑制、毛穴数の増加抑制、紅斑量の増加抑制、肌のキメ改善などを確認している。
その作用機序については、AGEsの生成阻害作用だけでなく、最近の研究でAGEsの分解作用も明らかになっており、詳細は20日のプレゼンテーションで発表予定だ。
将来的には機能性表示食品の開発も視野に、今後も研究に力を入れていく。