フルッタフルッタ、ネクストミーツが業務提携

2022年7月28日

SDGsに適合した事業の促進を目指す


 フルッタフルッタ(東京都千代田区)は7月27日、代替肉の開発、製造などを手掛けるネクストミーツ(東京都新宿区)と業務提携契約を終結したことを発表した。

 フルッタフルッタでは、これまでも森を育てながら農作物を栽培する「アグロフォレストリー農法」を推進し、アマゾンフルーツ原料の輸入・販売を行っており、SDGsにも関連する環境持続型農業の発展への貢献をミッションとしている。また、アサイーなどアマゾンフルーツ原料の機能性やその素材の特性を生かした製品開発のノウハウも有しており、健康・本物志向の消費者へ製品および原料を販売している。

 一方、ネクストミーツでは、畜産肉に比べ環境負荷を軽減する植物性タンパク質による代替肉の開発や代替肉を使用した製品の企画・製造などを手掛けており、今回両社の「製品開発力」「環境負荷の軽減」「現代人の健康的な生活を食で支える」という3つのテーマが合致し、協業することによる新たな商品開発シナジーや、開発商品にアグロフォレストリーによるCO2削減量の可視化表示をすることを見据え、業務提携の終結に至ったという。

 今後は、両社が持つ植物性食品開発のノウハウや技術などを生かし、アサイーやアマゾンフルーツ原料を使用した代替肉・各種プラントベース製品の共同開発を行い、両社の持つ販路を活用し共同で販売、広告運営などを行う事で、新たな顧客のニーズの育成、新規市場販売の構築を進めていく。

フルッタフルッタ外食チャネル好調、今年度売上前年比150%に迫る

 フルッタフルッタは、今年度の売上高が前年比150%に迫る勢いで推移していることを発表。新型コロナウイルス感染拡大前の2019年と比較してもそれを上回る実績となっている。

 ウィズコロナの新しい生活様式で社費者の健康に対する価値観や外食業界が変化する中、同社ではアサイーやアマゾンフルーツのおいしさや健康に関する機能性を伝え、今後もさらなる需要拡大に取り組んでいく。

 同社は、現在東京ビッグサイトで開催されているカフェ・ベーカリー・レストラン総合展示会「CAFERES JAPAN2022」に出展中だ。


株式会社フルッタフルッタ

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