日興薬品工業、飲料受託海外向けでも実績
2022年8月2日
ガラス瓶入飲料、アルミボトル缶入飲料など
日興薬品工業(名古屋市天白区)は、JIHFS健康食品GMP認証取得の本社工場で、ガラス瓶入飲料、アルミボトル缶入飲料の受託製造を行う。ガラス瓶は30㎖~の小型瓶から900㎖までの大型瓶、アルミボトル缶は100㎖のサイズで対応する。
同社は創業50年を超える飲料専業メーカー。長年にわたり積み重ねてきた飲料における味づくりの開発技術や飲料に適した素材の選定など健康飲料製造に関する豊富なノウハウと実績を持つ。配合素材の企画段階から、開発・試作品の試験および試作品の妥当性確認、製造までをサポートするとともに、中国や東南アジアなど海外向け案件でも実績を積み重ねており、顧客の輸出に関するサポート業務にも対応する。また、こうした特徴のほか、品質面での取り組み、小ロット、短納期、競争力のある受託加工費なども顧客から支持されている。
自社商品では、GABAを機能性関与成分に睡眠の質の改善をうたう100mLアルミボトル缶飲料の機能性表示食品「ねむりの扉」【写真】などを展開。GABAのほか、ヒハツ抽出物、ジンジャー抽出物の2素材も配合しており、飲みやすいジャスミンティー風味に仕上げている。日興薬品工業では、こうした自社での届出受理実績をもとに機能性表示食品のOEM提案に力を入れていくともに、自社商品のラインアップ拡充にも努めていく。
なお、アルミボトル缶は、割れない、軽いといった利点があり、脱プラなどSDGsや環境を意識した顧客から、アルミボトル缶への問い合わせも増えている。