水溶性CBDパウダーを上市/吉兆堂

2021年4月30日

飲料・食品など多様な剤形に応用可能

 CBDの原料供給およびOEM供給を手掛ける吉兆堂(神戸市中央区)では、新素材として「水溶性CBDパウダー」の取扱いを開始した。

 同社の半年間に及ぶ研究によって開発された水溶性CBDパウダーは、①CBD特有の苦味がないため、飲料・食品などさまざまな剤形の製品に利用できること、②米国の提携工場で徹底した品質管理のもと、成熟した茎のみを原料に抽出し、第三者機関の分析によってTHC非検出を確認していること、③厚労省の確認を受け正規輸入した後、国内工場でパウダー化していること、④10週間の加速試験でも沈殿や油浮きせず、常温では半年以上経過してもCBDの減少がほぼないこと、などが特長となっている。

 CBD濃度6%で規格しており、微粉末のためスティック分包やハードカプセルなどのサプリメントに利用可能。ドリンクのOEM供給にも対応している。その製法については現在特許出願中だ。

 このほか、同社ではCBDオイルを配合したサプリメント(ソフトカプセルおよびタブレット)、スポイト瓶、キャンディー、グミ、ティーパック、電子タバコ用リキッド、化粧水、乳液、洗顔料、フェイシャルマスクなどあらゆる剤形のOEMに対応している。

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