オクラ種子エキス上市/ビーエイチエヌ

2022年10月7日

肌の弾力、肌のハリなどで機能性表示も視野に

 ビーエイチエヌ(東京都千代田区)では、未利用資源の活用、サステナブルをコンセプトに開発した美容向け新素材として、鹿児島県指宿市産のオクラの完熟種子から抽出したオクラ種子エキス「完熟オクラシード」の原料・OEM供給を開始する(通常食されるオクラ種子は未熟の状態)。

 同素材に含まれるオクラペプチド(OF4949‐Ⅱ)を機能性関与成分に、「肌の弾力」「肌のハリ」にアプローチした機能性表示食品での届出受理に向けた取り組みを現在進めている。ビーエイチエヌでは、機能性表示食品の届出サポート部門として、今年EBF(Evidence‐Based Functional Food)事業部を発足。機能性表示食品に関してエビデンスの構築からOEMでの製品作りまでトータルサポートしており、顧客から支持されている。

 また、加齢によって増加するエラスターゼを阻害する作用のほか、臨床試験で睡眠の質の改善も確認。美容・睡眠改善分野における新規健食素材、安心安全の国産素材、サステナブルなどをキーワードに原料・OEM提案を強化していく。

 なお、ビーエイチエヌでは今年10月開催の「食品開発展」で「夏野菜から生まれた新美容原料!機能性表示も挑戦中!」(10月14日14時30分~)と題した企業プレゼンテーションで同素材を披露する予定だ。

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