AFC-HD、ヘルスケア事業売上高151.4億円

2022年10月28日

22年8月期、OEMは機能性表示で回復基調

 

 AFC‐HDアムスライフサイエンス(静岡市駿河区)は10月25日、2022年8月期の決算説明会を東京都内で開催し、同社の淺山雄彦会長が業績を報告した。

 新収益認識基準を適用した22年8月期の連結売上高は229億9700万円(従来の会計基準の場合の売上高は326億1300万円/対前期比145・8%)。明治5年創業の神奈川県地盤の百貨店さいか屋など連結子会社が増加したこと、医薬品事業の本草製薬の売上高が前年同期を上回ったことなどから大幅な増収となった。

 ヘルスケア事業の売上高は151億4100万円。OEM部門は、ブラックジンジャーやアフリカマンゴノキなど機能性を表示できるダイエット関連製品の受注が堅調に推移。また、ネット通販業の顧客において一般の健康食品から機能性表示食品への切り替えが活発に進み、受注が回復し始めたとしている。自社製品販売部門は、通信販売で越境ECでの受注増加、海外販売で美容商材の受注好調、店舗販売は活動制限の緩和を受けて来客数増加および催事・相談会などの実施数増加により増収となった。  23年8月期は連結売上高247億4100万円(対前期増減率107・6%)を見込む。

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