アガリクスKA21の新知見で特許出願/東栄新薬

2022年11月29日

ストレス性認知機能障害の改善効果を確認

東栄新薬(東京都三鷹市、 https://toeishinyaku.com/ )は、学校法人至学館(至学館大学)との共同研究で露地栽培アガリクスKA21株のストレス性認知機能障害に対する改善作用を確認。10月31日付で「ストレス性認知機能障害改善組成物およびこれを含む医薬・飲食品、飼料」として特許を出願した。

認知症は、脳血管障害やアルツハイマー病などの変性疾患により認知機能が低下した状態を指すが、それ以外にも精神的なストレスによって認知機能の低下を引き起こすことが知られている。

しかし、精神的なストレスが認知機能を低下させるメカニズムはいまだ判明していないため、加齢に伴う認知症とは異なる予防・改善手段が必要だと考えられてきた。

一方、本研究ではKA21株の摂取によってストレス性認知機能障害の改善作用が確認されたことから、サプリメントを用いた新たな予防対策として期待される。

東栄新薬では、KA21株の機能性についてアガリクス業界では最多となる32報もの海外論文を発表しており、今後も学術機関との連携でさらなるエビデンスの創出に取組んでいく考えだ。

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