粉体の機能を活かした化粧品OEM/東陽化成
2023年1月11日
企画開発から薬事サポートまでトータルに対応
東陽化成(東京都世田谷区、toyo-kasei.co.jp)は、ISO22716化粧品GMP認証取得の成田工場にて、メイクアップ製品からスキンケア・ボディケア製品など多種多様なアイテムを製造している。
中でも、長年にわたって蓄積された「粉の機能性を活かした化粧品」の製造を得意としており、他社との差別化の一つとしている。
他社ではあまり製造していないとされる粉末製品や、他の剤形と粉末を組み合わせたユニークな製造を行う。
独自の粉体分散技術と絶妙な原料配合を活かした高機能のルースパウダーは、顧客の要望に応じて「肌への密着性が高い」「UV効果がある」「汗や水に強い」「化粧持ちが良い」といったさまざまな提案ができる。また、高いSPF値や植物エキスを含んだルースパウダーも実現可能。
さらに、UVケアや保湿機能などのスキンケア機能を持たせたクリーム、ジェル、液体と混ざりにくい粉末や色剤を均一に混ぜ合わせる粉末分散技術を用いることにより、BBクリームなどのハイブリッドメイクアップ製品を生み出すこともできる。
「皮脂を吸着させる」「べたつかない」といった粉体成分含有だからこそできる男性用化粧品などが好評だという。
また、同社はこれまでに食品やアパレルなど他業種とコラボした商品開発実績も多数持つ。化粧品の企画開発から製造、薬事サポートまでトータルに行うため、新規参入する顧客も増えている。
なお、同社は1月11~13日に開催される「化粧品開発展」に出展し、リップクリーム、マルチバーム、ファンデーションなどマスク生活後のメイクアイテム、多機能コスメをブースで提案する。