「キリン グリーンズフリー」刷新/キリンビール

販売目標２倍に定めノンアル市場成長図る

　キリンビールはノンアルコール・ビールテイスト飲料「キリン グリーンズフリー」を中味・パッケージ共にリニューアルし１月製造品から全国にて順次切り替え販売する。

　「キリン グリーンズフリー」は2022年4月のリニューアル発売以降、販売数量が3,800万本（350ml換算）を突破し、前年同期比で約2.7倍と好調に推移している。一方で、同社の2022年のノンアルコール飲料の販売数量は360万ケース（前年比－6.9％）と苦戦したものの、2023年は15.4ポイント増の420万ケースを目標に掲げている。

2023年の年間販売目標は前年比約２倍となる約210万ケースに定めており、同社にとってノンアルコールカテゴリーの主力ブランドとして成長を目指す。

　飲食店向けの小ビンをラインアップ追加

　今回のリニューアルでは、爽快感・飲みごたえを向上させ「ビールに近い爽やかなおいしさ」を実現。またリニューアルに際し334mlの小ビンを新たにラインアップに追加。全国の飲食店向けに新発売し、飲用体験の機会を増やし認知拡大と飲用換気を図る。