白米消費拡大図る新商品発売/はくばく

2023年2月8日

「白米好きのためのもち麦」で米食の質高め、食文化の復活目指す

 はくばく(山梨県中央区)は1月25日に都内で「はくばくプレス発表会 ~主食改革を宣言~」を開催。穀物(雑穀・大麦)を通じた白米の消費拡大を図る〝主食改革〟を掲げ、新商品の投入を明らかにした。

 

 発表会に登壇した長澤重俊社長は「食生活問題、社会課題の解決のカギとなるのが『雑穀』であり、大麦・雑穀を米に混ぜて食べることで、主食の質を高める。〝食文化の復活〟を目指す」とし、「主食改革」を宣言。

その柱となる「白米好きのためのもち麦」を3月に新発売する。

発表会に登壇した(右より)長澤社長と横澤さん

 同品ははくばく独自の精麦技術で、白米のような見た目と食感を実現。白米と比較して6・6倍の食物繊維を含み、白米を我慢している人や雑穀にハードルを感じている人のニーズに沿った商品だ。

長澤社長は「ライフスタイルの変化もあり、お米の消費が減っている。多様なニーズに応えるため、味わいと健康の両軸で主食のバリエーションを拡げる。また、大麦・雑穀を加えることで満足感が高まり、お米の消費にもつながる」と話し、「我々が大麦もち麦を作り、白米の価値を高めることで日本の食糧自給率にも貢献していきたい」と使命を掲げた。

横澤夏子さんももち麦混ぜ込みご飯に舌鼓

発表会ではタレントの横澤夏子さんがトークセッションを行い、もち麦や雑穀を使った混ぜ込みごはんを実食。

横沢さんは「まるで白米のような味わいなのに大麦・雑穀を加えることでこんなにも豊かな主食になることに驚いた。なにより美味しく手軽なので、2人の子供を持つ母親として、炊き込みご飯など家でやってみたい」と語った。


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