EC‐12「レジスト乳酸菌」の商標で認知拡大狙う/コンビ
EC‐12を主素材とした感染防御サプリメント処方例を紹介
コンビ(さいたま市桜区:combi.co.jp)は、殺菌乳酸菌「EC‐12」を取り扱っている。
販売開始から20年を越えたEC‐12は、長年の研究により蓄積してきた豊富なエビデンスが最大の強みだ。
中でも、免疫に関わるサイトカイン誘導能を持つことから、同社では免疫賦活素材としての提案や研究に力を入れている。
このほど、「レジスト乳酸菌」の商標を取得した【画像】。1回の摂取にEC-12を20㎎以上配合した製品に適用でき、「抵抗力をつける乳酸菌」といったイメージでの認知拡大を狙っている。
さらに、EC‐12を主素材とした感染防御サプリメント処方例を紹介。同素材(20㎎/日)に、自社素材の殺菌ビフィズス菌「BR‐108」(100㎎/日)とビタミンD(50㎍/日)を組み合わせている。実施した試験ではこの処方のサプリメント摂取により、例年(かぜをひきやすい2~3月の時期)と比べ「かぜをひかなかった」といった回答が得られ、感染防御への寄与が期待できる。この処方は様々な剤形に対応でき、製品化の問い合わせも増えている。
最新の研究では、EC‐12による肝機能改善効果を明らかにした。マウスを用いた試験を実施し、肝臓における抗酸化活性上昇効果を測定。EC‐12投与群においてSOD活性の有意な上昇が確認された。実験の結果、EC‐12が健常マウスにおいて肝臓に負荷を与えることなく抗酸化活性を上昇させることが確認された。
またEC‐12は、「腸内のビフィズス菌を増やし腸内環境を改善する機能」といったヘルスクレームで機能性表示食品の届出受理実績を持つ。機能性表示食品の届出サポート体制も整えている。
1gあたり5兆個の菌が高密度に集菌されているため、少量の配合で多くの菌数が摂取できることを特長としている。