HMPA素材「玄米ごはん」で届出受理/丸善製薬
2023年3月6日
「食後上昇血糖値下げる」
丸善製薬(東京都渋谷区、☎03-3496-1521)では、(3-(4-ヒドロキシ‐3-メトキシフェニル))プロピオン酸(HMPA)を規格化した独自開発素材「アクティボディ(同社登録商標)RB」を配合した「アクティボディ玄米ごはん」が血糖値に関するヘルスクレームで機能性表示食品として届出受理されたことが明らかとなった。
同品の関与成分であるHMPAは、クルクミン、ガンマ‐オリザノール、ヘスペリジン、クロロゲン酸などのポリフェノールの活性本体の一つと考えられており、これまで「脂肪の減少」や「血糖値」に関するヘルスクレームでの届出受理実績をもつ。
現在アクティボディRBの引き合いは多い。これまでサプリメント形態の届出が中心で、レトルトごはんでの届出は初。汎用性のある素材であることをアピールしていけそうだ。
なお、研究ではHMPAの摂取による食後血糖値への影響について検証。HMPA23㎎を4週間継続摂取することで、対照食品と比較し、食後血糖値の上昇を低減することが示された。また、検査当日の試験食品の摂取は行わずに食後血糖値への影響を評価したことから、HMPAの食後血糖値の改善効果は糖吸収阻害の作用によるものではなく、糖代謝改善によるものだと考えられたこのことを大きな特長として提案強化している。
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