MSMの提案を強化/東洋発酵
2021年5月14日
品質・価格・供給力で差別化
東洋発酵(愛知県大府市)は、関節対応・抗炎症素材としてMSMの提案を強化している。
同社では、2003年の取扱い開始以降、MSMに関して20年近い販売実績を持ち、優れた品質と競争力ある価格、安定した供給体制が評価され、大手メーカーの製品にも利用されてきた。
特に、品質と安全性については強いこだわりを持ち、原料メーカーとの連携で製造から輸入・販売に至るまで徹底した管理体制を確立している。
メインの訴求点である関節・抗炎症のほか、今後は粘膜免疫の向上や美容・保湿なども切り口に提案を拡大していく考え。
このほか、関節対応の原料としてはコンドロイチンを取り扱っており、MSMと組み合わせた処方提案も可能だ。
自社開発の原料では、水酸化イソフラボン「ユニファイン」を供給。ヒト試験では、骨粗しょう症に関与するAGEs(最終糖化物質)の一種・ペントシジンの抑制作用を確認していることから、抗糖化作用を介した「骨質ケア」を訴求していく。