ナットウキナーゼ、海外向けに豊富な実績/中原
2023年5月8日
外国人観光客に〝刺さる〟製品設計が得意
ナットウキナーゼをはじめとしたナットウ関連の健康食品の末端200200億円規模と推算されているが、特に近年は中国人観光客によるインバウンド需要の拡大がナットウ市場の成長をけん引してきた。
4月29日には訪日外国人客の水際対策が撤廃となり、インバウンド需要の本格的な復活への期待がかかる中、ナットウ関連素材を扱うサプライヤーへの引き合いも増えているようだ。
中原(さいたま市南区)が取り扱う台湾産ナットウキナーゼは、インバウンドや越境ECなど海外向け製品を中心に数多くの採用実績を積み重ねてきた。
原料は2万FU/gで規格しており、競争力ある価格での提案が可能。原料の製造工場および、第三者機関、自社の研究施設でのトリプルチェックを行うなど、厳格な品質管理を徹底していることも同社の強みだ。
特に、訪日外国人の入国規制が緩和されはじめた昨秋ごろから原料への引き合いが顕著に増えているという。
同社では、豊富な経験をもとに「外国人観光客に刺さる商品コンセプトの設計」や「店頭での棚割りを意識したパッケージデザイン」など、ナットウキナーゼの原料供給だけに留まらず、インバウンド市場にフォーカスした販促サポートも得意としている。DHAや銀杏葉エキス末といった他の血流改善素材と組み合わせることで訴求を強化した処方提案も可能だ。