ヘルスクレーム強化しGABA供給/蝶理

蝶理（大阪市中央区、☎０６・６２２８・５０００）は、ＧＡＢＡの機能性表示食品へのサポートを強化し、スポーツ向け原料としての供給を開始した。

　パートナー企業のブルーメイジバイオテクノロジー社が提供する「Gabarelax」は、機能性表示食品として「高めの血圧の降下」「一時的・精神的なストレスや疲労感の軽減」「睡眠の質の向上」の３つの受理実績があり、次いで今年３月に「筋肉量の維持」と「肌の弾力を維持」の登録を果たし、合計５つのヘルスクレームを有する原料となった。蝶理は営業強化にあたり、学術担当が機能性表示サポートを行っている。

　ブルーメイジバイオテクノロジー社は中国の天津にＧＡＢＡ専門の工場を新設しており、年間の生産量は３００トンを超える。そのため、圧倒的な供給量による低コストを実現している。また、専門工場のため、他原料との混在リスクがなく、高い品質を維持している。

　スポーツ対応素材としては、１日当たり１００ｍｇで「日常の身体活動により筋肉量を維持する機能が報告されています」といった表示が可能だ。

　サプリメントとしてはもちろん、水に溶けやすく、味に影響が少ない特性を活かしドリンクや粉末飲料、チョコレート、飴、ベーカリー、スナックなど幅広い食品への展開が可能である。

　同社は今後もスポーツに関わる素材として、ＧＡＢＡの可能性を探ると同時に、「血圧」「ストレス・疲労感」「睡眠」「肌の弾力」といったヘルスクレームの豊富さを活かした多面的な提案を行っていく。