今年２月から「フレイルフリープロジェクト」始動

　コラーゲンを素材とする製品を取り揃える新田ゼラチン（本社・大阪府八尾市）は今年２月１日のフレイルの日に会わせて「フレイルフリープロジェクト」を開始した。

　フレイルは要介護前の高齢者を対象に心身がぜい弱となった状態を示しますが、コロナ禍の外出自粛やテレワークによって若年層でも心身が強さや活力を失うことが課題となっている。このプロジェクトでは、フレイル予防の情報を発信し、いつまでも自分らしく若々しく「フレイルフリー」な暮らし方を目指す。

　現在プロジェクトではヨガ専門メディアとコラボしたヨガの提案や、フレイル予防に対する関心を喚起する漫画をＳＮＳ等で配信。今後更なるコンテンツの展開も予定している。

　同社が供給するコラーゲンペプチド素材は膝関節や骨に関する有効性が明らかになっていることからフレイル予防の製品へ採用されている。豚由来のコラーゲンペプチド「コラペプＪＢ」は変形性膝関節症患者に対する臨床試験で膝の痛み軽減が明らかになっており、体感性の良さが好評だ。

　また、同社では原料供給の他に自社のコラーゲンを使用した一般消費者向け製品も３シリーズで展開。「コラゲネイド」は日常の健康をサポートする商品として提案し、ヒアルロン酸、グルコサミンも配合した「コラゲネイドＨＧ」などをラインアップしている。

「ハピコラ」は体の内側から肌へアプローチする商品を展開し、「肌の潤い保持」「弾力保持」を表示する機能性表示食品「ハピコラスティック」などを販売する。

スポーツ向けシリーズの「ランショット」では大学の駅伝部と共同で開発したドリンク「ランショット」を展開。「運動後のリカバリーケア」をコンセプトにクエン酸、ＢＣＡＡなどを配合している。