ウエストの周囲径減少が表示可能に

丸善製薬（東京都渋谷区、☎03-3496-1521）では、独自開発素材「アクティボディRB（同社登録商標）」の問い合わせが増えている。

同素材は、米ぬか発酵物を精製し、デキストリンを加え乾燥した粉末原料。ポリフェノールの効果を発揮する活性本体の一つであるＨＭＰＡ(3-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)プロピオン酸)を関与成分として規格化している。

　昨年8月に新たに「BMIが高めの方の腹部の脂肪（内臓脂肪）とウエスト周囲径を減らす機能が報告されています。」という表示が可能となった。

このほか「3-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)プロピオン酸 (HMPA)は、BMIが高めの方の 腹部の脂肪（内臓脂肪）を減らす機能が報告されています。」や、「食後血糖値が高めの方の食後に 上昇する血糖値を元に戻しやすくするのをサポートする機能が報告されています。」といった表示で届出実績がある。

　研究においては、HMPAを含むカプセルを4週間継続摂取することで、非摂取群と比較すると食後に上昇した血糖値が元に戻りやすくなっていること、12週間継続摂取で非摂取群と比較して腹部内臓脂肪面積がマイナス4.2平方センチメートル減少、ウエスト周囲径がマイナス1.4センチメートル減少したことなどが示されている。

　現在、「アクティボディRB」の引き合いは好調。今後も機能性表示対応素材として提案を強化していく方針だ。