ティーエストレーディング、ビタミンＤ２の提案強化へ

マッシュルーム由来のビタミンＤ２原料「アースライト」

　ティーエストレーディング（東京都中央区）は、米国オークシャーナチュラルズ社の植物由来のビタミンD2原料「アースライト」の本格供給を開始した。

　同素材は、マッシュルーム由来の天然ビタミンD2原料でビタミンD2を1000㎍（4万IU/g以上含有）で規格。マッシュルームに紫外線を照射してビタミンD2を増やす技術で米国特許（8545915）を取得している。さらに、米国農務省のGAP（適正農業規範）/GHP（適正衛生規範）認証のほか、米国FDAのFAP（食品添加物申請）も行っており、米国ではサプリメントのほか子ども向けシリアルやヨーグルトなど裾野も広い。また、EUのノベルフードも取得しており、欧米市場を中心に採用が増えている。

　日本市場においてもティーエストレーディングではマルチビタミン製品のほか、天然由来という特徴を生かし、子ども向けサプリや一般食品用途への提案にも力を入れていく。また、同社が国内総発売元を務めるインド・ライラニュートリ社製の世界トップシェアのボスウェリアセラータ抽出物「5-LOXIN（ファイブ‐ロキシン）」と組み合わせ、関節や骨質などロコモ対応向けでの「アースライト」の拡販も視野に入れていく。

　なお、「アースライト」はオーガニック栽培のマッシュルームを由来とするオーガニック原料もラインアップ。プラントベースやオーガニックへの関心の高い自然食品メーカーなどにもアプローチしていく。