インタビュー:DHC新会長「透明性ある企業への進化を」
株式会社ディーエイチシー 代表取締役会長兼CEO 髙谷成夫氏
昨年11月、大手金融サービス業のオリックスが大手化粧品・健康食品メーカーのディーエイチシー買収を発表。そして今年4月にディーエイチシーでは新経営体制を発表し、代表取締役会長兼CEOに髙谷成夫氏が就任した。今回の新体制を「第二創業」とする同社の今後の方針などについて髙谷会長に聞いた。(※ヘルスライフビジネス7月15日号にて全文掲載)
―会長に就任され、健康食品の事業をこうしていきたいなどの抱負をお願いします。
髙谷 30年位前の健康食品はまだまだ一部の人たちに限られた分野の商品やサービスであったと思います。こうした中、ディーエイチシーという企業がより一般のお客さまに手に取りやすい形で生活の中に取り入れていただくというチャレンジをし、受け入れていただいた結果が現在の健康食品の市場形成につながったのではないかと考えています。
人生100年時代を迎えるにあたって、より多くの生活者の方に健康であるための選択肢として健康食品をうまく取り入れていただけるよう、さらに努力していきたいと思います。健康食品は今より健康でありたいと願うお客さまの想いを実現できる一つの重要な手段でありますが、商品だけで全てを解決できるわけではなく、生活習慣を変えていくといったサポートなども必要となります。ただ単に商品を提供するだけでなく、お客さまの「健康でありたい」という想いに寄り添い、それを実現できるようなサービスをトータルで進めていきたいと考えています。
―原材料や物流などさまざまな物やサービスが値上がりしています。御社商品の価格を見直す予定などはありますか。
髙谷 物価高は私どもにとっても非常に厳しい環境ですが、企業努力で何とか解決できないかと今必死になって・・・・・この続きは「ヘルスライフビジネス」7月15日号にて掲載