液体充填機の最新モデル、本格供給へ/三光機械
生産効率や安定性が一層向上
三光機械(相模原市中央区)は、液体・粘体、粉末・顆粒、スティック包装から高速ロータリー包装まで、すべてに対応したラインアップを擁する自動充填包装機のリーディングカンパニー。
液体・粘体充填機のフラッグシップモデルである「FR」シリーズは、昨春リリースした最新モデル「FR5」【写真】の本格的な供給体制が整い、一般食品、サプリメント、化粧品など幅広い用途での提案を強化している。
「FR5」は、モーションコントロールによって拡張性・多様性を向上させるなどIoT機能を従来機よりも大幅強化し、さらなる生産効率の改善を実現。さらに、剛性を強化した設計やテンション部分の精度向上により、安定性を一層高めることに成功した。
充填量は1~200㏄まで対応するが、オプションにより最大500㏄まで充填可能。
形状は三方・四方シールおよび親子シールに対応し、デザインを重視した型抜きのオプションも用意している。
製造キャパは、1分当たり400袋(仕様により最大600袋)に及ぶ。
健康食品向けでは、スティックゼリーやペースト状の製品に採用されているほか、最近ではコロナ禍が落ち着いてきたことで化粧品向けの引き合いが好調だという。
オプション装置SS3「SS3」は、超音波によってシール面の粒噛みを防止する機能を持ち、長期的な生産ロスの改善やシールの強度向上といった効果が期待できる。「SS3」の導入によって従来は困難だった素材が充填できるようになったケースもあり、製造現場から高い評価を獲得している。
このほか、主力のスティック充填包装機「FC1000」シリーズ、高速ロータリー包装機「SR」シリーズなど、多種多様な充填包装機やオプション装置をラインアップ。
「FC1000」シリーズは、プロテインや青汁など流動性の悪い微粉末の充填に適した多連オーガ搭載の「FC1000αAF」の引き合いが増えているという。
↓↓↓ 購読(電子版・紙版)のお申込みは以下よりお願いします ↓↓↓