ウィルファーム、「メタボレイド」拡販へ
ハイビスカスとレモンバーベナのダイエット向け混合ハーブ素材
ウィルファーム(東京都中央区)は、AMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)を活性化し肥満抑制を訴求するスペイン・モンテローダ社製の混合ハーブエキス「メタボレイド」を供給している。
同素材は、体内のエネルギー代謝に関わる酵素(AMPK)を活性化し肥満を抑制する作用機序を持つレモンバーベナ抽出物とハイビスカス抽出物の混合ハーブエキス。製造元のモンテローダ社では、人が体内に溜め込んでいる糖や脂肪を燃焼させるAMPKの活性値に着目。約300種類以上のハーブなどの組み合わせの中から、レモンバーベナが有するベルバスコシドとハイビスカスが有するアントシアニンによるフェノール類の独自の配合比率がAMPK活性化に強力に作用することを確認し「メタボレイド」が開発された。
スペインで実施された女性を対象にした「メタボレイド」摂取による臨床試験(カロリーバランス食+「メタボレイド」500㎎/日)では、体重、体脂肪、BMI、最大血圧、LDLコレステロール、血糖値の数値の大幅な改善をこれまでに確認。また、甘い物、脂肪分の多い食べ物に対する食欲が減り、満腹感を得られていることも同素材500㎎/日摂取で確認している。さらに新しい研究では、「メタボレイド」摂取による腸内細菌への貢献を検討。その結果、肥満の指標となるファーミキューテス門/バクテロイデス門比が抑制された。また、正常な人に比べて肥満の人に少ないアッカーマンシアムシニフィラ菌の腸内細菌数、有用菌であるビフィズス菌などを「メタボレイド」摂取で相対的存在量が増加することも確認された。
ウィルファームではこうした豊富なエビデンスをもとに日本市場での「メタボレイド」の提案を強化していく。なお、同素材は欧米や韓国などでブランド素材として広く採用されており、体重管理にアプローチした革新的な素材として「ニュートライングリーディエンツ 米国アワード2020」では賞を受賞している。