豊富なエビデンスでL-カルニチンを提案/ILS

2023年8月14日

顧客の要望に応えるよう多様な規格をラインアップ

 ILS(東京都千代田区、☏03-6811-6909)では、L-カルニチン各種を取り扱っている。

 同社では、飲料・ゼリーなどの剤形に適したL-カルニチン100%品と吸湿性を改善しL-カルニチンを約70%含有した「L-カルニチンL-酒石酸塩」、同様に吸湿性の高さを改善しL-カルニチンを約60%含有した「L-カルニチンフマル酸塩」を規格。「L-カルニチンL-酒石酸塩」と「L-カルニチンフマル酸塩」は錠剤やカプセル、顆粒品などの剤形に適しており、「L-カルニチンフマル酸塩」は潮解性がないといった特徴もあるなど、クライアントの要望に合わせた提案を可能にしている。また、L-カルニチンは熱安定性も良いことも特徴。同社では、国内加工にて徹底した品質管理を行っており、安心・安全で高品質な原料を供給している。

 研究面に関しては、L-カルニチンフマル酸塩を用いたクロスオーバー二重盲検試験を大学との共同研究で実施し、L-カルニチンフマル酸塩3.4g/日(L-カルニチンとして2.0g/日相当)を摂取30日、ウォッシュアウト30日、摂取30日行ったところ、血漿L-カルニチン濃度の増加、最大酸素摂取量の上昇に有意差を確認。呼吸交換比においては低強度・高強度ともに脂肪の利用度の上昇を確認し、アスリートのエネルギー代謝への効果が示唆された。

 ダイエット関連では、L-カルニチンフマル酸塩を使った社内モニター試験で、430mg/日(L-カルニチンとして250mg相当)を12週間摂取し体重、体脂肪、ウエスト周径で顕著な減少傾向を確認。メタボリックシンドロームの改善を示唆する結果が出ている。

 また、同社では老齢ラットによる脳機能改善の共同研究も行うなど、疲労や脳に対してもアプローチしている。L-カルニチンには、さまざまな疾病に関与していることも報告されており、エビデンスが豊富であることも特徴の一つである。

 同社では、L-カルニチンのパイオニアとして、ダイエットやスポーツ向けのほかにも、多岐に渡る剤形や用途に応じた提案をしている。


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