非アレルギー由来のグルコサミンを上市/甲陽ケミカル
非アレルギー由来「コーヨーグルコサミンVG」、機能性表示の相談も対応
甲陽ケミカル（大阪市北区、☏06-6365-1666）では、関節機能の維持などフレイル予防向けやスポーツ向けとして、グルコサミンの各種規格の原料供給・OEMを行っている。
昨年10月から、新たなラインアップとして、「コーヨーグルコサミンVG」を上市。海外の協力工場で非遺伝子組み換えトウモロコシと糸状菌でのクエン酸生成後の発酵残渣から製造した粗製グルコサミンを自社工場にて再精製した国内製造のグルコサミンとなっている。通常のグルコサミンは主にエビやカニなど甲殻類由来であるためアレルギー表示が必要であるが、同品はアレルギー表示が不要。一般食品の加工工場でも利用しやすい原料となっている。
またそのほかにも、海外の協力工場で製造した粗製グルコサミンを国内工場で再精製した「コーヨーグルコサミン」や「コーヨーグルコサミンSC」、さらに独自技術によって流動性とブロッキング発生率を改善し、打錠性を高めた「コーヨーグルコサミンFP」などもラインアップしている。
鳥取県境港市にある自社工場は、JIHFSによる健康食品原材料GMP、FSSC22000など各種認証も取得済み。品質管理、製造工程管理、安全性試験などを徹底。「境港品質」として安心・安全な製品を提供する環境を整えている。
これまでの研究から自社によるエビデンスは充実しており、グルコサミンと似た成分や効能を持つ素材などと比較して、リピーターが多く実績も豊富にあることも強みとなっている。「コーヨーグルコサミン」と「コーヨーグルコサミンSC」は関節向けの機能性表示食品の実績もあり、届出支援の相談にも対応する。また、「コーヨーグルコサミンVG」などに関しては、まだ機能性表示食品の実績はないが、他規格の実績から相談は可能ということだ。
同社では、そのほかにもイサダ由来のクリルオイルなども取り揃え、新規の素材開発も進めている。
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