エンゾジノール、価格優位性・体感性・高品質で差別化
アイケアへの新提案に注力
バレンタイン(東京都渋谷区、☏03-3320-3344)は、ニュージーランドのラジアータ松の樹皮から抽出したエキス「エンゾジノール」をアイケア対応原料として提案に力を入れている。
同素材は、ニュージーランドのエンゾ・ニュートラシューティカルズ社による化学薬品や有機溶媒を一切使用しない〝純水抽出法〟(特許製法)にて抽出していることからポリフェノール活性が維持されており、フラボノイドの一種であるオリゴメリック・プロアントシアニジン(OPC)80%以上で規格化している。
同社では、原料高騰が起きている昨今でも、原材料サプライヤーとの連携で競争力のある価格を維持し、高品質のまま安定供給を続けており、アイケアや認知機能、抗炎症、抗酸化、肌、血管など豊富なエビデンスと幅広い機能性が評価されている。また、既存顧客の同原料を用いた製品の販売が好調に推移しており、新規顧客も含め供給量が大きく増えているようだ。同社では現在、特にアイケア関連での提案に注力しており、同原料単体の機能性だけでなく、他素材との組み合わせで厚みを持たせることができるため、注目を集めている。
アイケアに関する研究では、平均年齢82歳の高齢者60人を対象とした無作為二重盲検対象試験において、エンゾジノール480mgとビタミンCを摂取する群とビタミンCのみを摂取する群(対照群)に分け6カ月間摂取した結果、対照群と比較してエンゾジノール摂取群は視力低下の程度が約1/5に抑制され、また遠方視力が有意に改善された。
アイケア以外でもヒト臨床試験やinvitroにて、認知機能改善、抗酸化作用、抗炎症作用、皮膚細胞の保護、血管の内皮機能、血圧降下作用などを確認済み。こうした確かな有用性から今後は機能性表示食品の届出なども視野に入れていく方針だ。
また、同原料はニュージーランドの持続可能に管理された植林を使用しており、SDGsに配慮した原料としても注目され、体感性の良さからも高い評価を得ている。
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