独自製法の非加熱プラセンタの優位性を発表/DHC

2023年9月29日

加熱処理プラセンタとの比較検証を実施

 ディーエイチシー(東京都港区)は8月24~26日に開催された「日本食品科学工学会第70回記念大会」にて、独自製法の豚由来の非加熱プラセンタエキスに関する研究成果を発表した。

 同研究は、東京農業大学生物産業学部食香料学科との共同研究となっており、加熱処理されたプラセンタエキスと非加熱のプラセンタエキス(ともに豚由来)の機能性や含有成分に関する比較検証を行った。プラセンタエキスの美容効果などを検証するため、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンを産生するヒト線維芽細胞に対する細胞賦活作用の検証を実施。その結果、非加熱プラセンタ群では細胞数が有意に増加したが過熱処理群は有意に減少した。また、紫外線などのストレスからの防御能についても検証を実施したところ、こちらも非加熱群がストレスの存在下でも細胞数が有意に増加したのに対し、加熱処理群では有意に減少した。これらの研究の結果、同社独自製法の非加熱プラセンタエキスの方が、一般的な加熱処理プラセンタエキスよりも優れた機能性を有していることが確認され、ヒトの肌により良い効果を発揮することが示唆された。

 同社では、今後も機能性を有した付加価値の高い製品の開発に力を入れていく方針だ。


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