ベトナム産の白米由来プロテイン提案強化/三和商事
匂い少なく菓子や麺、パンなど一般食品に最適
三和商事(東京都墨田区:sanwa-shoji.co.jp)は、ベトナム産の白米を由来としたライスプロテイン原料「MYRICEE(マイライシー)」の提案を強化している。
同素材は、精米後により自然な酵素分解法で抽出した白米由来のライスプロテイン。グルテン&アレルゲンフリー、非遺伝子組み換えである安心・安全面に加え、タンパク質は80%以上と高含有。BCAAなどの良質なアミノ酸を豊富に含んでいることから、動物性や大豆タンパク質の代替品に適している。
糠や胚芽を除いた白米が原料とすることで味や風味のクセが抑えられ、飲料だけでなく、たんぱく強化の菓子や麺、パンなどとも相性が良い。“日本人に馴染みのある白米由来”といった消費者へのわかりやすさやイメージの良さを活かし、より身近で手軽に食生活に取り入れられる一般食品に向けて提案を進めていく。
また、一般的に中国産のライスプロテインが多いなか、唯一のベトナム産であることも差別化ポイント。ベトナム産の白米10トンから抽出できるタンパク質はわずか1トンと希少性の高さも伺える。ベトナムの製造工場はISO14001・17025・9001・5001、OHSAS、HACCP、Non-GMO、SFC22000、HALAL、KOSHERなどの認証も取得済み。他社のライスプロテインと比較して価格が安いことも強みだ。
同素材の持つ新規性やユニークさが注目され、現在は大手食品メーカーからの採用も決まるなど引き合いが増えている。
超高齢社会における高齢者の低栄養や今後予期される動物性タンパク質の不足などの課題に対応する「時代と文化にフィットする白米プロテイン」として期待は大きい。
10月4日~6月に東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2023」では、プラントベースフード開発コーナーに自社ブースを構える。5日には15時30分より「差別化できるたん白強化素材・ライスプロテイン」をテーマにセミナーを行う。