ストロベリーグアバエキス「フェムベリー」上市/オリザ油化

2023年10月2日

冷え症・むくみ・保湿訴求の総合フェムケア素材

イエローストロベリーグアバの果実

オリザ油化(愛知県一宮市)は、冷え性、むくみの改善や肌のバリア機能促進作用などを訴求する総合フェムケア素材として、ストロベリーグアバエキス「フェムベリー」を上市する。

フトモモ科の熱帯性植物であるストロベリーグアバは、国内では静岡県・南伊豆の限られた地域のみで生産されており、生食のほかジャムや果実酢、地ビールなどに利用されてきた。

近畿大学薬学総合研究所との共同研究では、ストロベリーグアバの果実に血小板凝集抑制作用や血管拡張作用を有するアデノシンが含まれていることを発見。

また、米由来とは異なる構造のグルコシルセラミドおよびジガラクトシルジアシルグリセロールを含むことも判明した。

インビトロの研究では、肌のバリア機能促進効果を確認したほか、ヒトモニター試験では血流改善作用を介した冷え性およびむくみの改善作用を確認。将来的には機能性表示食品としての届出も視野に、研究開発にまい進していく考え。

関連記事